作曲に挑戦するにあたり、最初の壁になるのが「楽譜が読めないこと」ではないでしょうか。ただ、作曲をする際、楽譜の読み書きは必須のスキルではありません。楽譜が読めなかったり、楽器を演奏する技術がなくても、今の時代はコンピューターがカバーをしてくれます。今回は、楽譜が読めない人が楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリで作曲する方法を紹介します。
初心者向け!楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリで作曲する方法
鼻歌で作曲できる
楽譜が読めなくても作曲ができる方法の一つに、鼻歌作曲があります。思いついた鼻歌を口ずさむことで、コンピューターがメロディーラインを読み取り、簡単な伴奏を自動で作成してくれます。聞いてみて違和感がある場合は、細かく修正することも可能です。ふと思いついたメロディーを鼻歌で歌うだけで、オリジナル曲を作曲することができます。
実用的なコード進行を参考に作曲する
コードは複数の音が同時になっている和音のことで、コード進行とはそのコードの動きのことを言います。コード進行は、メロディーやサウンドを形作る骨格となるものです。世界中で多くのヒットソングに使われている、王道のコード進行というものがあります。有名な楽曲のコード進行や実用的なコード進行を入力すれば、後はメロディーラインを違和感のないように入力していくだけで一曲出来上がります。コード進行に著作権はないと言われているので、既存のコード進行にメロディーをつけるだけでも、オリジナルソングが完成します。
楽譜を買ってきて打ち込んでみる
楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリがあれば、楽譜が読めない人でも作曲することができます。とはいえ、音感やリズム感が全く育っていないと、違和感だらけの楽曲しかできないということも考えられます。好きな曲の楽譜を買ってきて、楽譜を読むのではなく、ただ単に楽譜の通りに音符を楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリに入力し再生することで、その曲を楽しんでみましょう。これにより音楽の基礎が身につきやすくなります。
楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリの選び方
自分の作曲レベルに合わせて選ぶ
一口に楽曲作成ソフトやアプリと言っても、搭載されている機能は千差万別です。初心者向けの気軽に作曲を初められるものもあれば、全て打ち込みで入力する上級者向けのものもあります。楽譜が読めないならば、鼻歌や口笛などで作曲できるものが、便利でしょう。また、初心者の方はタップやスワイプで作曲ができるものがおススメです。触って自分の入力した音を確認しながら作れるので、楽しみながら作曲に挑戦できます。楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリは、自分の作曲レベルに合わせて選ぶことが、挫折せずに作曲を続けていくために必要です。
音色や音源の種類で選ぶ
音楽にはロック、クラシック、ジャズ、テクノなど様々なジャンルが存在し、これらは楽器編成によって、ある程度決定づけられます。使用できる楽器が多ければ、自分の思うような音を再現できるようになり、作曲の幅を広げることができるでしょう。買ってきた楽譜を、原曲と似るようにミックスする際にも、音色や音源が多い方が便利です。自分が作曲したいジャンルの音源が揃っているかどうか、確認することが大切です。
課金の有無で選ぶ
楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリは、無料で作曲を楽しめるものも多いです。しかし、楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリによっては、無料で利用する場合、音源や使用できる機能が制限されていることもあります。無料で使えるものをいくつかダウンロードし、自分自身が一番使いやすいと感じたものを選ぶのも良いでしょう。無料で満足できなくなってから、有料に切り替えるようにするのも一つの方法です。
楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリで作曲に挑戦しよう
音楽は世界共通の言葉とも言われています。楽譜が読めないだけで、作曲を諦めてしまうのは非常にもったいないことです。楽譜が読めなくても、楽器が初めてでも、楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリがあれば、世界に一つだけの楽曲を作成することができます。自分に合った楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリを見つけて、まずは一曲完成させていきましょう。