岡山県出身でYouTubeにピアノ演奏を投稿したことがきっかけでデビューしたアーティスト藤井風とは

ミュージシャン

CMソングとして知られる「きらり」などを代表曲に持つ藤井風は、岡山県出身のミュージシャンです。出身地の里庄町役場には北海道からもファンが訪れ、用意されたノートに多くのメッセージを残しています。中には70代のファンもいるそうです。幅広い層から支持され瞬く間に人気者となった、藤井風のデビューからの歴史と人気の秘密をご紹介します。

藤井風のデビューからの歴史

藤井風のデビューは、2020年1月24日リリースのデジタルEP「何なんw」です。藤井風はピアノを弾きながら歌う弾き語りのスタイルですが、このEPには藤井風がアレンジしたピアノ演奏のカバー曲も3曲収録されています。同年2月21日には、デジタルEP「もうええわ」も発表しています。5月20日にリリースされたファーストアルバム「HELP EVER HURT NEVER」には「常に助け、決して傷つけない」というコアメッセージが掲げられ、作詞作曲はすべて藤井風が手がけました。このアルバムは5月19日付のオリコンデイリーランキングで1位を獲得し、日本レコード協会のゴールドディスクを獲得しました。Billboard Japanの年間チャートでも、ダウンロードアルバムとして15位となっています。

このアルバムに先駆けて6月にはワンマンライブ「Fujii Kaze “NAN-NAN SHOW 2020″」が開催される予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて全公演が中止となりました。そのため藤井風は公式YouTubeチャンネルで、4月26日と5月6日の2日にわたって弾き語りライブを配信しました。5月30日には「オールナイトニッポン0(ZERO)」で3度目のパーソナリティを務め、中止となったライブツアーのセットリストと「藤井風オールナイトニッポンメドレー」を組み合わせたライブを敢行しています。

2020年にはYouTubeの「Artist On The Rise」に国内第一弾のアーティストとして選出され、8月にはデビューまでの軌跡を描いた動画がYouTubeで公開されました。このイベントは、YouTubeが話題のアーティストを紹介するキャンペーンです。Spotifyが新進気鋭のアーティストをサポートするプログラム「Early Noise」にも選ばれています。10月に行われた日本武道館ライブ「”NAN-NAN SHOW 2020”HELP EVER HURT NEVER」は、チケットが即日完売するほどの大盛況でした。

2021年になると3月にリリースしたデジタルEP「旅路」がドラマ「にじいろカルテ」の主題歌になり、5月リリースの「きらり」も車のCMソングになるなどファン以外の人の耳にも藤井風の楽曲が届くようになります。その影響か、8月にはYouTubeの登録者数が100万人を突破しました。2021年9月には無観客ライブ「Fujii Kaze “Free” Live 2021 at NISSAN stadium」が開催され、YouTubeで全世界に生中継配信されます。雨の中でのピアノと歌のみのライブでしたが、17万9,457人が同時視聴しました。

2021年の10月から11月にかけては「HELP EVER ARENA TOUR」と題し、5都市11公演の全国アリーナツアーを実施しました。最終公演はオンラインで世界中にストリーミング配信され、批評家からも大きな賞賛を得ています。12月にはデビュー2年目にしてNHK「第72回 紅白歌合戦」への出場を果たし、世代を問わず多くの国民から注目されました。2022年3月には24歳の若さで令和3年度(第72回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)を受賞し、セカンドアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」もリリースしています。7月現在も「Fujii Kaze alone at home Tour 2022」を、広島や東京などで精力的に敢行中です。

藤井風の人気の秘密

2020年にデビューした藤井風は、2022年7月現在一般から音楽関係者までが注目するアーティストです。そんな藤井風の人気の秘密を考察します。

#藤井風のマルチな才能
藤井風は幼い頃から父の影響でクラシックピアノを始め、クラシックだけでなくジャズから歌謡曲、演歌まで様々なジャンルの音楽に接して育ちました。12歳のころには実家の喫茶店でクラシックピアノを演奏し人気の曲をカバーした動画を初めて投稿するなど、すでに才能の萌芽が見られます。絶対音感を持ち、低音からファルセットまで歌いこなす音域の広い歌唱力に加え、囁くような歌声からシャウト、ラップまで様々な歌い方も聞かせてくれます。作詞作曲もこなし、自身で書いている歌詞には岡山弁やネイティブ並みの英語が入れられています。ピアノ演奏のテクニックやアレンジ力、即興演奏の力は言うまでもありません。

#藤井風の飾らない性格
藤井風の181センチのモデル体型と、美しいルックスから発せられる1人称は「わし」です。Twitterのヘッダー画像は自身の変顔になっています。画像も多く、カラオケで自分の曲を歌う映像などもあります。YouTubeではミュージックビデオだけでなく、「チャリをこぐ藤井風」と題する動画なども見られます。2022年の4月にはテレビ朝日系列で「藤井風テレビ」が放送され、お笑い芸人のシソンヌ・ヒコロヒーとのコントでも話題となりました。ジャンルを問わず挑戦し続ける藤井風の姿勢には、常に注目が集まっています。また、気負わずお茶目な一面があることも、人気の所以となっているようです。

藤井風はマルチな才能とお茶目な性格が魅力

藤井風はYouTubeへの動画投稿をきっかけにデビューし、2年目で「紅白歌合戦」に出場するまでになったシンガーソングライターです。作詞作曲を手がけるのはもちろんのこと、絶対音感を持ちピアノ演奏と歌唱力にも定評があります。一方で端正なルックスとは裏腹に自身を「わし」と呼び、岡山弁の歌詞を書くなどの飾らない性格も人気の秘密です。

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