はじめに:マイナンバーカードは持っておくべき?
マイナンバーカードは、行政手続きの効率化や本人確認に使える国が発行する公式の個人証明書です。運転免許証がなくても、銀行口座の開設・転入届・健康保険証利用など、幅広く活用できます。
2024年には紙の健康保険証が廃止され、今後はマイナカードの所持が生活に必須になると言っても過言ではありません。
この記事では、マイナンバーカードをこれから発行する方のために、手続き方法・必要書類・発行までの流れを分かりやすく解説します。
マイナンバーカードとは?
マイナンバーカードは、12桁のマイナンバー(個人番号)が記載されたカードで、顔写真付きの公的身分証明書として使用可能です。
カードにはICチップが埋め込まれており、各種手続きやオンラインサービス(マイナポータル、e-Tax、コンビニ証明書交付など)に対応しています。
マイナンバーカードの発行方法
申請方法は4通り
マイナンバーカードの申請は、以下の4つの方法から選べます:
- スマートフォンから申請(推奨)
- パソコンから申請
- 郵送による申請
- 証明写真機からの申請
おすすめは「スマホ申請」で、早くて簡単。以下、スマホ申請を中心に詳しく見ていきます。
必要なもの
- 通知カード(または個人番号通知書)
- 個人番号カード交付申請書(通知カードと一緒に届いている)
- 顔写真(スマホで撮影OK)
スマホ申請の手順
- 申請書に記載されているQRコードをスマホで読み取る
- 申請用サイトにアクセスし、必要情報を入力
- 顔写真をアップロード
- 内容を確認して送信
所要時間は約10分程度で完了します。
申請から受け取りまでの流れ
申請が完了してからカードが手元に届くまでの大まかな流れは以下の通りです:
- スマホ等で申請完了
- 1〜2ヶ月後、交付通知書(はがき)が自宅に届く
- 通知書を持って、市区町村の窓口へ受け取りに行く
交付通知書が届いたら持参するもの
- 交付通知書(はがき)
- 通知カードまたは個人番号通知書
- 本人確認書類(免許証、健康保険証+通帳など2点)
交付は完全予約制の自治体も多いため、事前にWeb予約や電話確認を忘れずに行いましょう。
マイナポイントの第3弾は終了!でも持っておいて損なし
2024年まで行われていたマイナポイント第3弾(最大2万円分の還元)は終了しましたが、それでもマイナンバーカードは今後ますます重要になります。
健康保険証・運転免許証の統合や、行政手続きのオンライン化が進む中で、マイナンバーカードがなければ不便な場面も増えていくでしょう。
よくある質問(Q&A)
Q. 顔写真はスマホで自撮りしても大丈夫?
A. はい、スマホでの自撮りで問題ありません。ただし、帽子・メガネ・マスクは外し、背景は無地にしましょう。
Q. 通知カードを失くしたけど申請できる?
A. はい、できます。「個人番号通知書」や「マイナンバーがわかる書類」があればOKです。
Q. 申請後に引っ越しした場合は?
A. 申請後に転居した場合は、交付通知書が旧住所に届いてしまうため、市区町村の窓口で再申請や転送依頼が必要です。
まとめ:今こそマイナンバーカードを発行しよう
- スマホ申請が最も簡単&最短
- 発行は無料、顔写真も自撮りでOK
- 受け取りには「交付通知書」+「本人確認書類」が必要
- 行政手続き・医療・銀行などで使える身分証に
今後、マイナンバーカードは「持っていないと不便な時代」へと加速していきます。手続きは簡単なので、早めに発行しておくのがおすすめです。
デジタル社会への第一歩として、あなたもマイナンバーカードを活用しましょう!