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- 音楽に欠かせない音符を作った人で、楽譜の作成者でもある人物とは?
- 音符とは?
- 最初に音楽理論を研究したピタゴラス
- 音符はいつ誰が発明したの?
- 聖歌を歌うために発明された音符
- CDが売れずに、TSUTAYAやタワーレコードが閉店する理由
- iPodの登場で本格的な「CDが売れない」時代に突入
- サブスク時代で音楽業界はどう変わったのか?
- リスナーの生活様式もCDから遠ざかっていくように
- サブスクの時代でもCDは生き残っていけるのか?
- 楽譜が読めない人でも鼻歌や楽曲制作アプリで作曲する方法♪
- 初心者向け!楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリで作曲する方法
- 楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリの選び方
- 楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリで作曲に挑戦しよう
- ストレス発散や呼吸法の改善、ボーカルスクールが人気の秘密
- プロのトレーナーから指導を受けて音痴を改善しよう
- 大きな声で歌うことはストレス発散にも繋がる
- 一人で悩まずボーカルスクールに通ってみよう
- イヤホンを大音量にすると、頭痛や眩暈が起こるって本当!?
- なぜイヤホンで頭痛や眩暈が起きるの?
- イヤホンによる頭痛や眩暈を防ぐためにできること
- 末永く音楽ライフを楽しむために
- 音楽の癒し効果と質の良い睡眠。ヒーリングミュージック♪
- 睡眠効果を高める音楽の秘密
- 癒し効果、リラックス効果抜群のヒーリングミュージックを日常に
- 音楽の音量や響きの騒音トラブル!騒音基準を守りましょう
- 室内での音楽の騒音レベルはどのくらい?
- 騒音に至らないための予防策を
- 周囲への配慮を忘れずに
- 昭和・平成・令和の音楽番組の特徴。ベストテン~Mステまで
- 昭和の音楽番組の特徴
- 平成の音楽番組の特徴
- 昭和から令和まで変わらぬスタイルを貫く音楽番組
- 音楽番組は時代を映し出す鏡
- 定額制音楽・サブスクとは?人気のサブスクランキングTOP5♪
- 音楽のサブスクサービスが主流になるまで
- 人気の音楽サブスクサービスランキング
- 自分の趣味嗜好にマッチしたサブスクサービスを利用しよう
- YouTube「歌ってみた」の著作権や音源は?流行のきっかけや作り方
- YouTubeの「歌ってみた」が流行したきっかけは?
- 作品づくりでは著作権に要注意
- 「歌ってみた」の基本的なやり方
- さらに「歌ってみた」を楽しむために
音楽に欠かせない音符を作った人で、楽譜の作成者でもある人物とは?
子供のころに、「ドレミの歌」を歌って音階や音名を覚えた人も多いでしょう。小学校の音楽の教科書からは音符も登場します。音符があることが当たり前のようになっていますが、もしも音符がなければ、音楽を教えたり教わったりすることはとても大変です。世界のスタンダードとも言える音符は、一体誰が作ったのでしょうか。
音符とは?
音符は、音の高さと長さを表す記号です。5本の線からなる五線の上に配置され、形によって音の長短を、置かれた位置によって音の高さを表します。4分音符は符頭と符幹からできており、符頭を「たま」符幹を「ぼう」と呼ぶこともあります。8分音符の符幹に付く「はた」は、符尾と言います。書物によっては、符幹と符尾をまとめて「符尾」と呼ぶことも。
音符の音名は「ド」から「シ」までの7つで、イタリア語の読み方です。音符が低い音から高い音へと並んでいるのが音階で、「ド」から「シ」までが1オクターブです。五線が数段ある五線紙に音符や音楽記号を書いたものが楽譜(五線譜)で、五線の区切りを小節と呼びます。1小節の中に4分音符が4つ入るのが4/4拍子で、4分音符1つが一拍になります。音符には符頭が塗りつぶされておらず、符尾を持たない全音符もあります。全音符は、4/4拍子では4拍の長さです。
最初に音楽理論を研究したピタゴラス
「ドレミ」という呼び方が発明されたのは、音階ができてからずっとあとのことです。音階は、古代ギリシャで音楽理論を研究していたピタゴラスによって考え出されました。ピタゴラスは一般的には哲学者や数学者として知られていますが、1オクターブを7つに分割する理論を確立したのもピタゴラスです。この理論はグレゴリオ聖歌にも受け継がれました。グレゴリオ聖歌はグレゴリウス1世の名前にちなんで付けられたローマカトリック教会の単旋律の聖歌で、音楽理論上も重要な意味を持っています。主として、ラテン語で書かれた旧約聖書の「詩篇」に曲を付けたものです。
音符はいつ誰が発明したの?
音符の音名「ドレミ」がイタリア語の読み方であることからもわかるとおり、音符を作った人は11世紀前半のイタリア人。都市国家アレッツォに住んでいたグイード・ダレッツォです。グイードはカトリック教会最古の修道会である、ベネディクト会に所属する修道士でした。当時、歌は口伝えで伝えられており教会も例外ではありませんでした。グイードは聖歌隊員が、何百もあるグレゴリオ聖歌を覚えられるようにと音に名前を付けました。利用したのは「聖ヨハネ賛歌」です。この聖歌の1節から6節までの各節の頭の音が、音階の1つの音で始まり、1音ずつ順番に上がって行くことを利用したのです。グイードは各節の頭の、歌詞の最初の音を音の名前として転用し「ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラ」としました。このことから最初の音符は、現在とは全く異なる形をしていたことがわかります。
歌詞の都合上グイードが名付けた音名は6つしかなく、最初の音は「ド」ではなく「ウト」と表記されていました。やがて「ウト」は、支配者や主を表す「Dominus」の「ド」の音に変化したと言われています。後に、ラの上の音をもう一つ当てることとなり、「シ」の音が加えられました。
さらに、グイードは1オクターブに含まれる半音「ミ~ファ」「シ~ド」に注意を促す意味で、歌詞に線を引くことを定めたといいます。これが五線(楽譜)の始まり。はじめは半音注意を表すための線であったものが変化していき、13世紀には五線譜の楽譜となります。このように、グイードは音符とともに楽譜の作成者でもあり、初めて音を書き留めることに成功した人なのです。
聖歌を歌うために発明された音符
1オクターブを7つに分割するという音楽理論は、古代ギリシャの哲学者ピタゴラスによって考え出されました。音階に名前を付け音符を作ったのが、11世紀前半に活躍したカトリック教会の修道士グイード・ダレッツォです。半音に注意を促すために歌詞に引いた線は楽譜のもととなり、やがて五線の楽譜が誕生します。音を書き留めるというグイードの発明は、音楽の世界に革命をもたらしました。
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CDが売れずに、TSUTAYAやタワーレコードが閉店する理由
「CDが売れない時代」と呼ばれるようになって、かなりの時間が経っています。タワーレコードやHMVといった大型CDショップすら、閉店したり規模を縮小したりするようになりました。その背景には、音楽業界全体の大きな変革があります。21世紀に入り、音楽とリスナーと販売店の関係が再構築されているといえるでしょう。この記事では、CDが売れない理由について考察していきます。
iPodの登場で本格的な「CDが売れない」時代に突入
そもそも、1990年代から2000年代初頭にかけて、TSUTAYAなどのレンタルCDや違法ダウンロードサイト、Youtubeなどによって、CDビジネスは脅かされていました。そして、本格的に「CDが売れない時代」へと突入したのは、iPodの登場以降だといえます。この段落では、iPodの影響について解説します。
音楽のダウンロードを当たり前にしたiPod
Appleが2001年に発表したデジタルオーディオプレイヤー、iPodは2004年の第4世代あたりから一般に浸透し始めました。iPodは容量がCDをはるかに超えていただけでなく、コンパクトなデザインや操作性でも従来のオーディオプレイヤーを上回っていました。iPodは音楽のダウンロードサイト、iTunesと連携していたのも特徴です。これにより、リスナーはiTunesから曲単位で音楽をダウンロードし、iPodで管理、鑑賞をできるようになりました。
U2の象徴的な事件
iPodの宣伝戦略の特徴として、有名アーティストとのコラボレーションが挙げられます。その中でもインパクトを残したのは、2014年9月、ロックバンドU2が新作アルバムをiTunesに無料配信したことでした。この試みは賛否両論を招いたものの、世界的なロックスターが自身のアルバムを無料でリスナーに配ったことは、新しい時代を象徴していたといえます。すでに自覚的なアーティストはCDから配信の世界に主眼を置くようになっており、タワーレコードなどのショップは規模を縮小しつつありました。
サブスク時代で音楽業界はどう変わったのか?
そもそもサブスクとは「サブスクリプション」の略であり、定額制のサービスを意味する言葉です。この段落では、サブスクの時代について解説します。
Apple MusicとSpotify
まず、Appleが「Apple Music」を開設したのが2015年です。この頃は競合がほとんどいなかったこともあり、Apple Musicがサブスクビジネスを独走していました。しかし、Amazon Music HDやmora qualitasといった同種のサービスが徐々に台頭し始めます。その中でも、無料サービスのSpotifyの躍進はすさまじく、2022年2月時点では業界最大手のサービスとなっています。Spotifyはプレミアム会員向けの有料サービスがあるものの、基本的には無料で時間制限もなく全コンテンツを利用可能です。
次々にサブスク配信を始めるミュージシャンたち
Spotifyの成長により、当初は難色を示していたベテランのアーティストたちも、次々にサブスク配信を解禁していきます。さらに、2010年代以降のラップミュージックの隆盛も、サブスクとの相性が抜群でした。ラップミュージックは1曲あたりの時間が短く、リリースのペースも早いので、手軽に配信できるサブスクを好んで活用するアーティストが増えたのです。こうした時流にリスナーも迎合し、2010年代終盤からは音楽業界の中心がサブスクに移行します。つまり、マーケティングの規模として、CDの巻き返しが非常に難しくなってしまったのです。
リスナーの生活様式もCDから遠ざかっていくように
音楽業界だけでなく、リスナーの生活様式もCDから遠ざかりつつあります。以下、リスナーの変化を解説していきます。
インターネットの流通による影響
90年代まではインターネット以上にテレビやラジオが影響力を持っている時代でした。ラジオでヘビーローテーションされたり、人気のテレビ番組の主題歌になったりすると、CDが100万枚以上のセールスを記録することも珍しくなかったのです。しかし、21世紀に入りインターネットが流通し、リスナーの情報源が増えていきます。自ら好きな音楽を探し、買い求めるリスナーが一般的になりました。やがて、「マスメディアで取り上げられたCDが売れる」という現象は以前ほど起こらなくなります。そして、「情報にたどり着いたらすぐ聴ける」という点で、動画サイトやサブスクサービスが重宝されるようになったのです。
CDのデメリットが露わに
サブスクが当たり前になってくると、これまでは顕在化しなかったCDのデメリットも露わになっていきました。まず、CDは高額です。1枚3000円前後のアルバムは、ダウンロードに慣れた世代にとっては手を出しにくい商品です。次に、CDは収納スペースを占めます。掃除や整理が面倒で、聴かなくなった後の処理にも手間がかかります。そのほか、わずかながら「音質にこだわるならCDよりもアナログレコードの方がいい」という音楽ファンも現れるようになりました。CDのデメリットが注目されるようになった時代では、ますますその売上は回復しにくいといえるでしょう。
サブスクの時代でもCDは生き残っていけるのか?
特典付きの商品やよほどの人気アーティストの作品を除き、CDはかつてほどの売上を記録できなくなっています。音楽のヒットチャートもCD売上ではなくダウンロード数やサブスクの再生回数で集計されることが増えてきました。そのためCDショップ・レンタルCD店の閉店は時代の流れなのかもしれません。それでもCDという形態に愛着を持っているリスナー、アーティストも根強く残っているためCDがすぐ消えてしまうわけでもないでしょう。
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楽譜が読めない人でも鼻歌や楽曲制作アプリで作曲する方法♪
作曲に挑戦するにあたり、最初の壁になるのが「楽譜が読めないこと」ではないでしょうか。ただ、作曲をする際、楽譜の読み書きは必須のスキルではありません。楽譜が読めなかったり、楽器を演奏する技術がなくても、今の時代はコンピューターがカバーをしてくれます。今回は、楽譜が読めない人が楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリで作曲する方法を紹介します。
初心者向け!楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリで作曲する方法
鼻歌で作曲できる
楽譜が読めなくても作曲ができる方法の一つに、鼻歌作曲があります。思いついた鼻歌を口ずさむことで、コンピューターがメロディーラインを読み取り、簡単な伴奏を自動で作成してくれます。聞いてみて違和感がある場合は、細かく修正することも可能です。ふと思いついたメロディーを鼻歌で歌うだけで、オリジナル曲を作曲することができます。
実用的なコード進行を参考に作曲する
コードは複数の音が同時になっている和音のことで、コード進行とはそのコードの動きのことを言います。コード進行は、メロディーやサウンドを形作る骨格となるものです。世界中で多くのヒットソングに使われている、王道のコード進行というものがあります。有名な楽曲のコード進行や実用的なコード進行を入力すれば、後はメロディーラインを違和感のないように入力していくだけで一曲出来上がります。コード進行に著作権はないと言われているので、既存のコード進行にメロディーをつけるだけでも、オリジナルソングが完成します。
楽譜を買ってきて打ち込んでみる
楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリがあれば、楽譜が読めない人でも作曲することができます。とはいえ、音感やリズム感が全く育っていないと、違和感だらけの楽曲しかできないということも考えられます。好きな曲の楽譜を買ってきて、楽譜を読むのではなく、ただ単に楽譜の通りに音符を楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリに入力し再生することで、その曲を楽しんでみましょう。これにより音楽の基礎が身につきやすくなります。
楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリの選び方
自分の作曲レベルに合わせて選ぶ
一口に楽曲作成ソフトやアプリと言っても、搭載されている機能は千差万別です。初心者向けの気軽に作曲を初められるものもあれば、全て打ち込みで入力する上級者向けのものもあります。楽譜が読めないならば、鼻歌や口笛などで作曲できるものが、便利でしょう。また、初心者の方はタップやスワイプで作曲ができるものがおススメです。触って自分の入力した音を確認しながら作れるので、楽しみながら作曲に挑戦できます。楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリは、自分の作曲レベルに合わせて選ぶことが、挫折せずに作曲を続けていくために必要です。
音色や音源の種類で選ぶ
音楽にはロック、クラシック、ジャズ、テクノなど様々なジャンルが存在し、これらは楽器編成によって、ある程度決定づけられます。使用できる楽器が多ければ、自分の思うような音を再現できるようになり、作曲の幅を広げることができるでしょう。買ってきた楽譜を、原曲と似るようにミックスする際にも、音色や音源が多い方が便利です。自分が作曲したいジャンルの音源が揃っているかどうか、確認することが大切です。
課金の有無で選ぶ
楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリは、無料で作曲を楽しめるものも多いです。しかし、楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリによっては、無料で利用する場合、音源や使用できる機能が制限されていることもあります。無料で使えるものをいくつかダウンロードし、自分自身が一番使いやすいと感じたものを選ぶのも良いでしょう。無料で満足できなくなってから、有料に切り替えるようにするのも一つの方法です。
楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリで作曲に挑戦しよう
音楽は世界共通の言葉とも言われています。楽譜が読めないだけで、作曲を諦めてしまうのは非常にもったいないことです。楽譜が読めなくても、楽器が初めてでも、楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリがあれば、世界に一つだけの楽曲を作成することができます。自分に合った楽曲制作ソフトや楽曲制作アプリを見つけて、まずは一曲完成させていきましょう。
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ストレス発散や呼吸法の改善、ボーカルスクールが人気の秘密
テレビなどで歌手が歌っているのを見て、「自分も歌が上手くなりたいな」と思ったことはないでしょうか。歌の上達のために欠かせないのが、ボイストレーニングです。しかし、素人の方が一人でボイストレーニングをするのはなかなか大変ですよね。今回は音痴を改善したいと悩む人のために、ボーカルスクールに通うメリットを詳しく解説していきます。
プロのトレーナーから指導を受けて音痴を改善しよう
ボーカルスクールに通う大きなメリットは、一人でやるよりも効率的にボイストレーニングができるということでしょう。ネットの情報を見たり、専門書を購入したりして、一人でボイストレーニングすることも可能です。しかし、独学で音痴を改善するのは簡単なことではありません。なぜかというと、音痴になってしまう原因は様々あるからです。音程が取れないだけではなく、リズムが悪い、呼吸のコントロールができていないなど、人によって音痴になってしまう原因は異なります。
何が原因で音痴になっているのか、自分自身で見極めるのは難しいですよね。ボーカルスクールに通えば、プロのトレーナーが自分の歌声を聴き、どこに問題があるのか的確にアドバイスしてもらえます。さらに、原因を改善するために何が必要なのか提案してくれるので、効率的にボイストレーニングを行うことができます。原因が分からないまま、闇雲にトレーニングしてもなかなか効果は現れません。
呼吸法を改善すれば歌が上手くなるだけではなく心肺機能も向上
発声が上手くできないことが原因で、音痴に聴こえてしまうケースも多いです。歌が上手い人は発声が安定しているため、途中で声が裏返ったり、音色が変化したりすることがなく、スムーズで滑らかに聴こえます。発声を安定させるために重要なのが呼吸法です。呼吸の仕方によって声の音色や発声のしやすさなどが変わってきます。腹式呼吸が大切と言われることも多いですが、素人の方が自分で腹式呼吸を会得するのは難しいです。
ボーカルスクールに通えば、横隔膜の使い方や息の吸い方など、細かなところまで教えてもらえるので、腹式呼吸を会得しやすくなるでしょう。また、腹式呼吸を使うかどうかは、歌のジャンルや自分がやりたい表現によって変わってきます。そういった細かなテクニックまで教えてもらえるのが、ボーカルスクールに通うメリットです。
呼吸法の改善は、心肺機能向上のメリットも
歌を歌うには体力が必要になりますが、その時に重要になるのが心肺機能です。心肺機能が弱っていると息が続かなくなり、歌声も安定しなくなります。正しい呼吸法を身につけることで心肺機能が向上し、体力アップにも繋がるというわけです。歌が上手くなりたいというだけではなく、健康のためにボーカルスクールに通っている方も多くいます。
大きな声で歌うことはストレス発散にも繋がる
ストレス発散ができるというのも、ボーカルスクールに通うメリットの1つです。歌を歌うと口の周りの筋肉が刺激され、副交感神経が優位になることでストレスホルモンが減少すると言われています。それだけではなく、ドーパミンやセロトニンといった幸せホルモンを分泌させる効果もあり、幸福感を感じやすくなります。ストレスが溜まった時、カラオケに行って発散するという方もいるのではないでしょうか。
ストレス発散のために、思い切り歌うというのは理にかなっているということです。ボーカルスクールなら歌を歌う環境が整っているので、思う存分大きな声を出せます。日々のストレスを発散するために、ボーカルスクールに通ってみるのもよいかもしれません。
一人で悩まずボーカルスクールに通ってみよう
音痴がコンプレックスで、カラオケに行くのが苦手という方もいるかもしれません。一人で練習していても、なかなか歌が上手くならないと悩む人は多いです。そういう時は、ボーカルスクールに通ってみてはいかがでしょうか。プロのトレーナーから的確な指導が受けられますし、ストレス発散や心肺機能の向上といった健康効果も期待できます。
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イヤホンを大音量にすると、頭痛や眩暈が起こるって本当!?
近年ではスマートフォンの普及により、手軽に音楽を楽しめる時代になりました。それに伴って、煩わしいケーブルを必要としないワイヤレスイヤホンやブルートゥースイヤホンの人気も高まっています。しかし一部ではこれらのイヤホンで大音量で音楽を聴き続けることにより、頭痛や眩暈といった症状に悩まされる人が増えているそうです。そこで今回は、イヤホンの音量が原因で起こる頭痛や眩暈についてご紹介します。
なぜイヤホンで頭痛や眩暈が起きるの?
ワイヤレスイヤホンはケーブルレスなので気軽に耳へ装着できる反面、つい付けっぱなしにしてしまうというリスクが潜んでいるんですね。
イヤホンを長時間装着していると起こり得る筋緊張性頭痛
イヤホンを長時間付けっぱなしにしていると耳の周囲の筋肉が緊張してこわばり、血行不良が起こりやすくなります。すると首や肩の筋肉も凝り固まり、頭痛や眩暈を引き起こしてしまうのです。これを筋緊張性頭痛と呼びます。イヤホンを付けていると耳から抜け落ちないように頭を固定しがちになるので、とりわけ筋緊張性頭痛を誘発しやすいと言われています。
大音量で音楽を聴き続けることによる騒音性難聴
音楽の迫力を増すために、イヤホンの音量を最大限にして聴いている人はいませんか?確かに音量を上げれば臨場感は高まりますし、ボーカルの声もよりクリアに聴こえますよね。でも実はその行為が、慢性的な頭痛や眩暈を引き起こしている一因になっているかもしれません。私たち人間は耳の内側にある蝸牛という部位の有毛細胞で音を感じています。しかし大音量で音を聴き続けているとこの有毛細胞が傷つき、耳に痛みが出て頭痛のように感じたり、眩暈や耳鳴り、さらには難聴のような症状にまで発展してしまうことがあります。有毛細胞は一度傷つくとなかなか元には戻らないので、「今が楽しければ良い」という気持ちで大音量の音楽を聴いていると、取り返しのつかない事態に陥ってしまう恐れがあるので注意しなければいけません。
イヤホンによる頭痛や眩暈を防ぐためにできること
音の大小に関係なく、ブルートゥースイヤホンを長時間付けて音楽を聴くことは推奨されていません。
長時間の使用を避けてこまめに休憩を取る
できれば30分~1時間に1回、15分程度の休憩を取り入れるようにしましょう。その間は耳をマッサージしたり、首や肩をストレッチしたりして凝りをほぐしてあげてください。こうすることで耳の周囲の筋肉のこわばりが解消され、頭痛や眩暈の改善が期待できます。もし可能であれば、イヤホンの代わりにスピーカーを使用する日を設けるなどして、耳の休養日を作ってみるのもいいかもしれません。とにかくイヤホンを付けない時間を増やすことが重要です。
イヤホンの音量を小さく設定する
大音量で音楽を聴くことにより耳の有毛細胞がダメージを受け、頭痛や眩暈が引き起こされるのであれば、イヤホンの音量を小さくすることが何よりの対策になります。もし普段から70~80%以上の音量に設定しているのであれば、50%以下にまで引き下げましょう。それだと音楽が聴こえにくいという場合は、遮音性の高いイヤホンを選んでください。イヤホンには大きく分けてカナル型とインナーイヤー型の2種類があり、前者は周囲に音が漏れにくい密閉型、後者は外の音を取り込む開放型となっています。ノイズキャンセリング機能が付いたカナル型であれば周りの雑音がシャットアウトされるので、小さなボリュームでも聴き取りやすくなります。いわば、頭痛や眩暈の対策に最適なイヤホンと言えるでしょう。
末永く音楽ライフを楽しむために
音楽は人生を豊かにしてくれますが、間違った聴き方をしていると10年後、20年後に辛い思いをすることになります。便利なワイヤレスイヤホンだからこそ大音量で長時間使用してしまいがちですが、慢性的な頭痛や眩暈の原因にもなりかねない危険な行為であることを自覚するべきです。小さな音量でも聴き取りやすいカナル型イヤホンを使ったり、こまめに耳を休息させたりしながら、末永く音楽ライフを楽しんでいきましょう。
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音楽の癒し効果と質の良い睡眠。ヒーリングミュージック♪
ふと流れている音楽に心地よさを感じたり、眠くなった経験は皆さん一度はありますよね。また、仕事の休憩時間や作業がひと段落ついた時に音楽を聴くことでリラックスできたりします。ここからは、ぐっすり眠ることができる音楽に隠された秘密や、私たちをリラックス状態に導いてくれる音楽について詳しく深掘りしていきます。
睡眠効果を高める音楽の秘密
癒しを感じる音楽の多くは、自然の音が多い傾向にあります。例えば、波のせせらぎや滝や川などの水が流れる音を想い浮かべる方も多いですよね。鳥の声を想像する方もいるかもしれません。そういった自然の中で生まれる様々な音は、リラックスしている時に脳から分泌されるアルファ波を高めるように作用してくれます。日中の活動的になっている時には、ベータ波と呼ばれる周波数で思考が活発で緊張状態にあるので、深い睡眠に向かうために、脳を落ち着かせてアルファ波で満たしていくように促してくれているのが自然の音を用いた音楽です。最近では、自律神経を整えて呼吸を深め、癒し効果のある自然の音も含めたヒーリングミュージックを利用する人も増えています。アプリや動画配信サービスで沢山配信されていますよね。ヒーリングミュージックはなかなか寝付けない夜にとてもおすすめです。
リラックス状態に導いてくれる音楽
ヒーリングミュージックは、寝る前に限らず色んなシーンでリラックス状態に素早く切り替えられる素敵なツールです。例えば、仕事や作業にひと段落ついた時に聴くのもおすすめです。作業中の焦りや不安、緊張状態を和らげてくれて、落ち着いて次の仕事に取り組めるようになります。仕事の休憩に音楽を聴いている方で、アップテンポな曲を選んで大きな音で聴いているという方は、休憩中も身体は緊張状態が続いているということです。休憩中に聴く音楽をヒーリングミュージックに変えてみるだけでも、仕事終わりの疲労感にも違いを感じたり、心にも体にも良い変化が出ます。アルファ波を分泌していてリラックスしている状態は、集中力が上がるとも言われているので、効率的に作業を進めることができたり、何かアイデアが浮かんだり創造性も上がります。こんなに沢山の効果があるヒーリングミュージックを活用しない手はないですよね。
ヒーリングミュージックの種類
基本的にスローテンポな曲調で、好きな曲のジャンル問わず癒し効果を感じられるヒーリングミュージックは、いくつかの種類に分類できます。1つはイージーリスニングです。カフェやクリニック、インテリアショップなどお店のBGMによく使用されています。イージーリスニングはヒーリングミュージックの中でも軽快な曲調で癒しの音楽の1つです。2つ目は、ニューエイジ・ミュージックです。ドキュメンタリー番組や映画にも用いられている音楽になります。個性のある幻想的なイメージが湧いてくる曲調です。楽器の演奏がメインになっていて民族音楽的な一面や、歴史を感じる味わい深い音楽もあります。このように、日常の中に何気なくあるのがヒーリングミュージックです。外出先で心地よく感じた空間、リラックスできた場所、好きなお店には、自分にフィットするヒーリングミュージックが流れていたことも考えられます。たっぷり睡眠を取るために寝る前に、作業合間のリラックスに、休日のまったり時間など、癒し効果抜群のヒーリングミュージックを取り入れることで、新しい自分に出会えます。
癒し効果、リラックス効果抜群のヒーリングミュージックを日常に
ヒーリングミュージックには、自然の音、お店で流れているような軽快な曲、楽器音メインの曲と種類があって、その中から自分が心地よく感じる曲を選ぶのがポイントです。そして、曲を聴くタイミングや、場所に合わせた曲選びをしていくと良いでしょう。リラックスできて癒されて自律神経も整い呼吸も深まり、集中力が上がって創造性も豊かになるという素敵な効果を期待できます。
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音楽の音量や響きの騒音トラブル!騒音基準を守りましょう
マンションでは騒音トラブルによる事件が起きることも少なくありません。音楽の音量や響き方によって、近隣宅に迷惑をかけてしまっては大変です。そもそもステレオや楽器はどれくらいの騒音レベルなのでしょうか?ここでは一般的なマンションでの騒音基準の値も紹介します。基準値を超えてしまわないように、予防策を取りながら音楽を楽しみたいものですね。
室内での音楽の騒音レベルはどのくらい?
マンションの部屋での音楽の響きは、音楽鑑賞や楽器演奏により生じることが多いと言えます。それでは室内での騒音レベルは、それぞれ一体どのくらいなのでしょうか。部屋で演奏することが多い代表的な楽器がピアノですよね。一般的なピアノで自由曲を演奏した場合、騒音レベルは82~92デシベルとされています。電子オルガンの場合はもう少し低めで、79~87デシベルです。ステレオで音楽を聴いたときの騒音レベルは、71~88デシベルになります。人間が非常にうるさいと感じるのが80デシベル以上なので、ピアノやステレオでの音楽鑑賞に関してはやはりうるさいと感じる人がいると考えられます。
マンションにおける騒音基準
マンションなどの集合住宅では、環境省での環境基本法によって音の基準値が定められています。朝6時から夜の22時までが55デシベル以下、夜22時から朝の6時までの真夜中は45デシベル以下であることが、住居での音の基準値です。この数値の範囲であれば、上下隣家に迷惑をかけることがないと言えます。しかしながらこの数値を大きく超えてしまうと、騒音としてみなされるので注意しなければなりません。
さらに人によっても、「うるさい」と感じるレベルが違うのは事実です。騒音基準には至っておらずとも、うるさいと思われてしまったなら迷惑をかけたことに相違ありません。寝たきりのお年寄りや赤ちゃんや受験生がいる家庭なども、音に対して敏感になっていることでしょう。騒音基準の数値だけで判断せず、それぞれの家庭環境や性格も考慮しなければいけないということです。騒音トラブルになってしまうと警察に通報される事例も見られます。その後の近所付き合いがぎくしゃくしてしまうことも多いので、気を付けましょう。
騒音に至らないための予防策を
遮音効果のある壁のマンションであれば、何デシベルか軽減されて隣家や上下階に響くので安心ではあります。音楽鑑賞が趣味であったり楽器を演奏したりするならば、あらかじめ騒音対策がきちんとなされているマンションに住むことが大切です。床に防音マットを敷くという手もあります。防音マットは特に、床面からの音の振動や響きを防いでくれます。例えばドラムの練習や床に座ってベースを弾くときなどに、防音マットは効果的です。そのほかにも、隙間テープで窓サッシの隙間を埋める方法もひとつです。隙間テープを使った方法は、意外と効果が大きいとされています。音漏れを防ぐには、吸音材を使ったり吸音性のある布類のカーテンを付けたりする工夫をしましょう。防音機能のあるインテリア類は探せばいろいろとあるので、上手に活用したいものですね。
その他の騒音対策
楽器やステレオ自体の音をさげることも、当然のことながら騒音防止につながります。ピアノはペダルによって音を小さくできますし、電子オルガンもボリュームを下げて演奏すれば安心ですね。トランペットのような楽器演奏においては、できれば広い公園や河川敷など野外に出て練習をするなどの方法を取りたいものです。
周囲への配慮を忘れずに
年齢も性格もさまざまな人が集まって住んでいるのが、マンションです。音楽を趣味や仕事とすることは素晴らしいことですが、周囲への気配りを忘れないことが大切です。音楽活動をする際にはのめり込み過ぎて周りが見えなくならないように気を付けましょうね。皆が気持ち良く過ごせてこそ、音楽鑑賞や楽器演奏も楽しめるはずです。
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昭和・平成・令和の音楽番組の特徴。ベストテン~Mステまで
日本には、数多くの音楽番組が存在していますが、その中にはすでに終わってしまったものも少なくありません。音楽番組は、視聴者の嗜好を踏まえて、時代とともに少しずつ変化を遂げているため、同じ番組が長期間にわたって高視聴率を取り続けることは必ずしも容易ではないからです。ここでは、昭和から令和に至るまでの、各時代の音楽番組の特徴を見ていくことにします。
昭和の音楽番組の特徴
昭和40年代の中ごろまでの音楽番組は、基本的に演歌や歌謡曲が中心のライブ放送であり、当時台頭しつつあったニューミュージックのミュージシャンが登場するケースはほとんどありませんでした。このような風潮に風穴を開けたのが、1968年に放送がスタートした「夜のヒットスタジオ」です。この番組は、生演奏とフルコーラスにこだわって制作されており、アイドル歌手や演歌歌手に加えて、それまでテレビ出演に消極的だったニューミュージックやロック系のアーティストが出演したこともあり、お茶の間の人気を博しました。また、人気俳優や海外のアーティストなども出演させたことで、音楽バラエティとしての地位を確固たるものにしたのです。このスタイルは長きにわたって支持され続け、番組は実に22年間も存続しました。
また、この時代には、「ザ・ベストテン」や「ザ・トップテン/歌のトップテン」といった、ランキングを用いてミュージシャンを紹介する番組も登場しました。特に、ザ・ベストテンは、ランキングに入ったミュージシャンをリアルタイムで出演させるべく、時には地方にスタッフを派遣して現地から中継するといった思い切った制作方法が取り入れられました。生放送だけに、ハプニングが起こるケースも多くありましたが、それが視聴者に受けて41.9パーセントという最高視聴率を記録したのです。
平成の音楽番組の特徴
平成に入ると、J-POPが爆発的な人気となり、それに伴って旬のアーティストを招いて歌だけでなく、トークやゲームなどを行うスタイルの番組が登場します。それらと入れ替わるかのように、昭和に人気を集めた「夜のヒットスタジオ」や「ザ・ベストテン」などは平成の初めに次々と姿を消していきました。この時代を代表する音楽番組としては、「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」や「うたばん」などがあります。昭和の音楽番組ではアナウンサーが司会を務めるケースが少なくありませんでしたが、これらの番組では芸人などが司会を務めており、よりバラエティ色が濃くなっています。番組から生まれた音楽ユニットがミリオンセラーを獲得するといった出来事が起きたのもこの時代ならではといえるでしょう。なお、カウントダウンTVに見られるように、ランキング形式の番組も全く無くなってしまったわけではありません。
昭和から令和まで変わらぬスタイルを貫く音楽番組
音楽番組の中には、昭和から令和に至るまでそのスタイルを維持しながら放送を続けているものもわずかながら存在します。そのうちの一つが、昭和の終わり頃の1986年にスタートしたミュージックステーションです。この番組では、短いながらも司会者とミュージシャンがトークを行う時間が設けられており、平成以降の音楽番組の特徴を先取りする形になっていました。それが時代が変わっても人気が衰えることなく、令和に至るまで放送が続いている理由の一つになっているのではないでしょうか。また、大晦日の紅白歌合戦も、昭和から令和まで一貫して放送されている音楽番組です。こちらは、時代に合わせて毎回少しずつそのスタイルを変えてきていますが、年末の風物詩となっているだけに、簡単に終わることはないでしょう。
音楽番組は時代を映し出す鏡
以上で見てきたように、一言で音楽番組といっても、時代とともにその特徴は異なります。中には、ミュージックステーションや紅白歌合戦のように、時代を超えて愛されているような番組もありますが、多くはそうではありません。番組のスタイルや出演していたアーティストを見れば、放送されていた時代がおぼろげながら見えてくるはずです。
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定額制音楽・サブスクとは?人気のサブスクランキングTOP5♪
スマホやPCで定額制の音楽配信サービスを利用しているという人も多いでしょう。音楽ビジネスを取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、音楽のサブスクサービスが主流になるまでには紆余曲折がありました。そうした歴史を紐解いてみるのもまた音楽の楽しみ方の1つです。今回は、音楽サブスクサービスの歴史や主要サービスの人気ランキングをご紹介します。
音楽のサブスクサービスが主流になるまで
かつて、音楽ビジネスはCDによる販売がメインとなっていました。各レコード会社はしのぎを削ってプロモーションを行い、オリコンをはじめとする販売数ランキングが人気の指標として重要視されていたのです。しかし、2000年前後に圧縮ファイルの形式である「MP3」が定着すると、音楽ビジネスに大きな変化が訪れます。日本においては、2000年代中期頃から携帯電話でフル尺の音楽が楽しめるサービスが台頭し始め、徐々にCDの売り上げは減少していきました。2010年前後にはWeb上の配信ストアから楽曲単位、あるいはアルバム単位で音楽を購入出来るダウンロード販売サービスが人気を博します。そんなダウンロード販売も2012年ピークに、以降は売り上げが減少傾向に転じました。
そして、代わりに台頭したのが月々定額料金を支払う事で音楽が聴き放題になるサブスクサービスです。海外では2000年代後半から徐々に勢力を伸ばしていましたが、日本にそれらのサービスが本格的に登場したのは2015年頃です。当時の日本ではapple社のiPodが爆発的に普及していた事から、同社のサブスクサービスであるapple musicの利用者が増えていく事となります。翌2016年に業界最大手と言われるSpotifyが上陸すると、国内でもサブスクサービスの展開が活発になりました。ダウンロード販売とサブスクサービスの入れ替わりは急速に進み、2019年にはダウンロード販売の売上225億円に対して、サブスクサービスの売上は465億円にも上っています。その後も音楽業界全体のサブスク化は進行し、様々なアーティストが過去の音源や新譜をサブスク解禁しています。
人気の音楽サブスクサービスランキング
音楽のサブスクサービスは多くの企業が提供しているため、どこにしようか悩んでいるという人も少なくないでしょう。ここでは、おすすめの人気サブスクサービスをランキング形式でご紹介します。
1位/Spotify
スウェーデン発祥のサブスクサービスで、月間アクティブユーザーは全世界で3億人以上となっている業界最大手です。配信楽曲は7000万曲以上と十分な量が確保されており、曲間の30秒広告ありでよければ無料で楽しむ事も出来ます。邦楽・洋楽がバランス良く揃っていますので、とりあえずサブスクサービスの使用感を試してみたいという人にもおすすめのサービスと言えるでしょう。
2位/AWA
サイバーエージェントとエイベックス・デジタルが共同出資して立ち上げた国産のサブスクサービスです。配信楽曲数は9500万曲以上と業界トップクラスとなっているため、色々な音楽ジャンルを幅広く聴きたい人に向いています。また、高音質に拘っているサービスとしても知られていますので、サブスクの便利さとオーディオへのこだわりを両立させたい層にも人気です。
3位/Amazon Music Unlimited
大手通販事業を手がけるAmazonによる音楽配信サービスです。配信楽曲数は7500万曲以上で、洋楽のラインナップが充実している事で知られています。通常プランでも320kbpsで視聴可能ですが、850kbps・3730kbpsなどさらに高音質を求める人に向けたプランが用意されている点もポイントです。
4位/LINE MUSIC
人気SNSのLINEとの連携機能が豊富なサービスで、国内で根強い人気を誇っています。配信楽曲数も8500万曲以上と申し分なく、歌詞表示やオフライン再生といったかゆいところに手が届く機能も魅力的です。ソニーとエイベックスが立ち上げに絡んでいる事から、比較的邦楽が充実しています。
5位/Apple Music
幅広い層から支持を得ているサービスですが、特に洋楽好き・アニソン好きからの人気が高いです。iTunesやiPhoneといった同社製品との相性が良く、appleユーザーはストレスフリーで音楽を楽しむ事が出来るでしょう。配信楽曲数は9000万曲以上。
自分の趣味嗜好にマッチしたサブスクサービスを利用しよう
サブスクサービス全盛期となっている現代では、バランス型やジャンル特化型など様々な音楽サブスクサービスが展開されています。自分の趣味や音楽の聴き方に合ったサービスを見つけて、快適な音楽ライフを送りましょう。また、個人プランの他に学生プランやファミリープランを用意しているところも多いです。無料お試し期間やキャンペーンも盛んですので、お得な方法でサービスを活用しましょう。
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YouTube「歌ってみた」の著作権や音源は?流行のきっかけや作り方
YouTubeには「歌ってみた」というジャンルの作品が多く投稿されています。
プロの歌手ではない人が、自分で歌を録音してアップロードしたものです。
インターネット上で流行しているので、音楽好きの人は挑戦してみたいと思うこともあるでしょう。
この記事では、YouTubeの「歌ってみた」が流行したきっかけを紹介し、著作権との関係や一般的な作り方なども解説します。YouTubeの「歌ってみた」が流行したきっかけは?
インターネット上で「歌ってみた」というジャンルが生まれたのは2000年代の中頃です。
YouTubeでも2000年代の終盤にかけて、アーティストの楽曲をカバーして投稿するユーザーが増えました。
あくまでもアマチュアシンガーという位置づけであるため、プロの歌手とは異なるという意味で「歌い手」と呼ばれています。
とはいえ、プロ顔負けの実力を備えている人たちがいることも事実です。
投稿した作品が音楽プロダクションの目に留まり、プロの歌手として活躍しているケースも少なくありません。
ただし、初期の頃は作品数が少なく、そのようなサクセスストーリーを期待できないほど、ジャンル自体の認知度は低い状態でした。その状況に変化が現れたのは、スマートフォンの普及により投稿や録音が容易になったからです。
歌い手が飛躍的に多くなり、2010年頃から競争は激化していきます。
切削琢磨によって作品のクオリティが非常に高まり、「歌ってみた」は若者を中心に流行しました。
SNSなどで話題になることも多くなり、視聴者の数も速いペースで増えていったのです。
たとえば、2013年に投稿を始めた人気の歌い手の場合、話題になった作品は1年も経たないうちに再生回数が600万回を超えました。
また、同年から100本近くの作品を投稿し、それらが多くの人に聴かれたことで、メジャーデビューにつながった歌い手もいます。作品づくりでは著作権に要注意
「歌ってみた」にチャレンジしたい場合、作り方を学ぶための準備として、著作権について把握しなければなりません。
また、著作権と混同されがちな著作隣接権の概要を理解することも大事です。
以下にそれらのポイントを紹介するのでチェックしましょう。著作権
音楽における著作権とは、メロディや歌詞などを作った人に与えられる権利です。
それらを使いたいという人に対して、使用の可否などを決定できます。
ただし、作成者と使用者が交渉を直接行うことは基本的にありません。
なぜなら、両者の間を著作権管理団体が受け持ち、使用料の徴収や分配を担当するからです。
本来であれば、この仕組みを無視して、著作権で守られている曲を歌って利益を得ることは違法になります。
しかし、YouTubeにおいては事情が異なることを覚えておきましょう。
YouTube自体が著作権管理団体のJASRACやNexToneと包括契約を結んでいるため、それらが管理している曲であれば、投稿しても問題になりません。著作隣接権
CDやダウンロードで販売される歌には、楽器による伴奏が付いていますし、カラオケ音源が付属しているものも珍しくありません。
「歌ってみた」の作品づくりに、それらを利用したいと思う人もいるでしょう。
しかし、実際にそうして投稿すると、著作隣接権の侵害にあたるので気をつけましょう。
こちらの権利は著作物の伝達を担う者に認められるもので、音楽の場合は演奏者やレコード会社が該当します。
著作権管理団体が管理しているわけではないため、市販のCDなどの伴奏やカラオケ音源は「歌ってみた」の作品に使えません。「歌ってみた」の基本的なやり方
投稿までの流れを3つのフェーズに分け、それぞれのポイントを以下に紹介します。
伴奏を用意
市販の音源は使えないため、楽器を使えるなら伴奏を録音しましょう。
弾き語りが可能な人は歌録りを同時に行っても構いません。
そのほか、音楽制作ソフトで伴奏を用意するのも有効な手段と言えます。
自分が歌いやすいようにピッチやキーなどを細かく調整できるからです。
人気の歌い手のなかには、高品質な伴奏の制作をクリエイターに依頼する人も見受けられます。
また、利用許諾付きの伴奏がYouTubeで公開されているケースもあるため、それらを利用することも検討するとよいでしょう。歌録りとミックス
次は伴奏に合わせて録音するフェーズです。
スマートフォンだけでも不可能ではありませんが、歌声を忠実に取り込みたいなら、少なくとも外付けマイクとヘッドホンを準備しましょう。
伴奏はヘッドホンで聴き、歌声だけを録音した後で両方を合わせる人が多いです。伴奏と歌のミックスは音声編集ソフトなどを利用して行います。そのようなソフトを所有していない場合や、うまく使えない場合は別の方法を選択しなければなりません。具体的には、再生している伴奏と歌声を同時に録音することや、ミックスか可能な人に依頼することなどが挙げられます。仕上げてアップロード
そのまま投稿しても構いませんが、動画編集ソフトを使って、視覚的な効果やサムネイル画面などを用意するのが望ましいです。
また、伴奏の制作やミックスを依頼した場合、相手の名前を載せることも歌い手のマナーとされています。
このような処理を加えて完成させたら、後はYouTubeが定めている一般的な方法で投稿するだけです。さらに「歌ってみた」を楽しむために
音楽好きの人のなかには「歌ってみた」のファンがたくさんいます。
しかし、YouTubeで流行したきっかけや、作品の作り方までは知らない人も少なくありません。
このような情報について詳しいと、歌い手の努力や工夫も分かるので、別の角度からも楽しめるようになるでしょう。
また、自分が歌い手になることを視野に入れているなら、早い段階で著作権のことも把握しておくのが得策です。
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